床材・壁材施工上の注意点
- 天然木の為、色むら、木目違いがあります。施工前に仮並べし色柄を調整して下さい。
- 保管には水がかかりやすい場所、湿気の多い場所および直射日光のあたる場所は避けて下さい。
- 床下の換気を十分とって下さい。
- 大引きは90mm角以上909mmピッチ、根太は45㎜角以上の乾燥材を使用し、厚みを揃え高さを一定にして303mmピッチ以下で施工して下さい。
- 12㎜以上の耐水合板を必ず使用して下さい。(MDF・OSB・パーティクルボードは使用しないで下さい)
- 耐水合板の施工は909mmずらし、接合部は2~3mm程度の隙間を設けて下さい。
- 湿気の多い場所では防水シートを根太と耐水合板の間に敷き込んで下さい。
- 接着剤と釘併用で施工して下さい。
- 接着剤はウレタン樹脂系の木質床用をご使用して下さい。(木工用ボンドは膨張や床鳴りの原因になります。)
- 接着剤塗布の際はサネ加工部分に接着剤が決してつかないようにして下さい。
- 下地合板のジョイント部分とフローリングのジョイント部分は重ならないようにしてください。
- 床暖房には使用出来ません。
- フローリングとフローリングの間に名刺 1枚程度のクリアランスを設けて下さい。
- 釘の長さは 45mm程度のフロアー用スクリューネイルを 45度の角度で下貼り合板を通して根太上に固定して下さい。
- 壁面への納めは密着させず 5mm程度の隙間を設けて下さい。
- 貼り終える最後の 1枚は、1週間ほどなじませた後に貼る事をお勧めします。
- 床面のゴミ、ホコリを完全に取り除いた後に養生シートを敷きこんで下さい。
- 養生シートは壁ぎわまで隙間なく覆い、養生テープは床表面には貼らないで下さい。